2014/05/14

超音波検査(5か月目)

■検査時期
妊娠5か月目(私の場合、19週目)

■検査場所

・井上先生のオフィスがあるPAMFではなく、El Camino Hospital のWomen's Hospital Maternal Fetal Medicineで検査を受けます。
・Mountain ViewとFremontにあり、いずれで受けてもOK。
・井上先生のナースから、検査場所が記載された用紙をもらうので、自分で電話して予約を取ります。

■検査内容
・ナースにより、体重測定、血圧測定
・検査技師さんが超音波で各器官を確認。 脳、心臓、腎臓、胃、手足、鼻、唇。
・うまくすると、性別が分かる。検査終盤に、技師さんから性別を知りたいかと聞かれた。
・検査技師さんによる超音波での確認が終わると、遺伝科のドクターが結果説明をしてくれる。

■所要時間
・超音波検査に30分程度。
・全体で45分程度。

■備考
・検査前に食事を取ってもよく、膀胱が空になっても大丈夫(検査前にお手洗いに行ってもOK)。
・超音波で撮影した画像をCD-ROMに焼いてくれる。

2回目以降の検診概要

■検診の間隔
私の場合、28週目までは4週間隔、その後37週まで2週間隔、38週以降は毎週となりました。
特に問題のない場合は、同様のスケジュールになるようで、周りの友達も同じような感じでした。

■検診の内容
基本的には・・・
・尿検査(検診日の朝一番の尿を取って持参する。)、体重測定、血圧測定。
・先生からの問診(体調はどうか等質問される)、子宮底長測定、胎児の心拍確認、質疑応答。

その他に・・・
・2回目、3回目:血液検査
・5か月目(20週頃):超音波検査(超音波技師により、かなり詳細に胎児の器官等をチェック)
・26~28週:妊娠糖尿病検査(グルコーステスト)
・28週以降:百日咳(T-Dap)予防接種(任意)
・35週頃:超音波検査(井上先生による簡易なもの)、膣内の感染症検査
・38週頃:内診(出産の前兆(出血、陣痛等)がまったくない場合は、内診をしない場合もあり)

■検診の所要時間
通常の検診の場合、ナースとのやりとりに5分程度、先生とのやりとりに10分程度で終わります。
井上先生は、こちらの質問には研究結果やデータを使って丁寧に説明してくれますが、特に質問がなければ、上記の検査をしたら検診終了となります。そのため、質問がない日は、井上先生とのやりとりも5分程度で終わってしまう場合もあります。
また、予約制ですが、日によっては、呼ばれるまでに15~20分くらい待つこともあり、トータルの検診時間が30分以上かかる日もありました。



2014/04/18

初診その2---診察

■受付
・初診の日は、書類の記入等があるため、予約時間の20分前くらいに来るように言われます。
井上先生のオフィスは、Palo Alto Medical Foundation Mountain View Centerの3階にあるので、その受付に行き、チェックインをします。Photo IDと保険カードの提示を求められ、問診票を渡されます。
・問診票には、様々な病歴、妊娠・出産歴等を記入するため、電子辞書が役立ちました。
・緊急連絡先を書くのですが、病院からその人にどの情報まで伝えてよいかをチェックする欄がありました。さすがアメリカ!

■診察
・ナースによる問診等
ナースにより体重、身長、血圧測定。
その後、簡単な質問(初めての妊娠か、最終月経開始日、月経周期、子宮がん検査を受けたことがあるか等)。スクリーニング(出生前検査)の冊子を渡される(説明は先生から)。
ズボンを脱いで、紙(下半身を覆えるくらい大きな紙)を腰に巻き、診察台でそのまま待つように言われました。

・先生による診察
ナースが一旦退室し、その後先生がいらっしゃいます。
簡単な質問(体調、運動しているか、家族にダウン症の方がいるか等)の後に、超音波検査。画像は、 その場で印刷して頂くことができました。

その後、何か質問はあるか聞かれます。私は大量に質問がありましたが、ひとつずつ丁寧に回答してくださって、不安が解消しました。

所要時間は、約30分。


図書館がオープン!

サンタクララ市内に新しく建設されたNorthside Branch Libraryの開館中止について、以前の記事に書きました(以前の記事はコチラ)。
ところが、最近になって、図書館オープンの決議が通ったようで、ついにこの夏にオープンすることが決定したそうです!

そして、先日オープン決定記念のイベントがありました。


ケーキやコーヒーが振る舞われたり・・・

マジシャンがパフォーマンスをしたり・・・

館内見学もできました。

ここの図書館は、小さいけど、自然光を取り込んだ作りになっていて、明るくてキレイでした。
見学のガイドをしてくれた方は、オープンは7月末になりそうだと言っていました。楽しみです。


2014/04/07

初診その1---予約

アメリカでは、事前に予約しないと病院で診察してもらえません(緊急の場合以外は)。これは、妊娠の場合も同じ。

■まとめ
・大抵の病院が妊娠8週以降でないと、初診の予約をしてくれない。
・予約の電話をする時は、最終月経の開始日、保険証(保険会社名)を用意しよう。

井上先生は、El Camino Hospital(ECH)のウェブサイトにも載っていますが、オフィスはPalo Alto Medical Foundation(PAMF)のMountain View Centerにあります。井上先生の予約を取りたい場合は、PAMFに電話した方がいいです。私は最初、ECHに掛けたのですが、PAMFに転送されました。

予約時には、氏名、住所、電話番号、保険会社名の他、最終月経開始日、妊娠検査薬で検査したかを聞かれました。
私の場合、妊娠9週目に井上先生の予約が取れました。他の先生だと早く診てもらえるか聞いたところ、1週間程度しか変わりませんでした。

初診より前に、腹痛が続いて心配だったため、2回ほど、病院に電話して早く受診できないか聞いてみましたが、「腹痛なら、Primary careのドクターのところに行け」と言われて断られました。8週目以前に診察しても、胎児の心音も確認できないためだと思われます。
地口先生の場合、6週目頃でも初診を受け付けてくれるという話も聞いたことがあります。

2014/03/27

シリコンバレーの日本人産科医

すっかり更新が滞っていたミミコです。
この間に、アメリカで出産しました。
初めての出産をアメリカで・・・ということで、最初は色々分からないことだらけ。調べたり、人から教えていただいたり、日本人の方のブロブで情報収集したり・・・。
最近私も、友人・知人から、シリコンバレーの出産事情を聞かれることが何度かありました。そこで、私が得た情報をこのブログに書いていこうかと思っています。

■まとめ
シリコンバレーには、3人の日本人産科医がいます!(私が知る限り)

Dr. Inouye (Palo Alto Medical Foundation @Mountain View)
私も井上先生にお願いしましたし、特にサウスベイに住んでいる日本人妊婦さんのほとんどが井上先生にかかっているんじゃないかというほど人気です。
おそらく、インターネットで検索すると、井上先生にかかっていた方のブログが沢山ヒットし、情報量が多いので、お願いしやすいからではないかと思います。
とても親切、丁寧に説明してくださり、私は井上先生にお願いしてよかったと思っています。

Dr. Chiguchi (Mills Peninsula Health Services @San Mateo)
病院の場所がサンマテオにあるため、ノースベイからサンフランシスコあたりまでに在住の日本人妊婦さんが多くかかっているという印象です。

Dr. Nomura (Kaiser Permanente @Mountain View)
Kaiserの保険に入っている方で野村先生にお願いしたという日本人妊婦さんにお会いしたことがあります。

いずれの先生も、妊娠中の検診は、毎回担当していただけますが、出産時に立ち会っていただけるかは、当日のシフトによるようです。
私は、出産時も入院中も、一度も井上先生にはお目にかかれませんでした・・・(残念)。

ちなみに、Palo Alto Medical Foundationの場合、井上先生以外の先生や看護師、受付の方は日本語ができません。
先生と日本語で会話ができるというのは、かなり安心感がありました。特に検査や予防接種等の詳細を日本語で聞けるというのは、心理的負担が軽減されてよかったです。

産科医を選ぶ際のポイントは、家から病院までの距離と保険が適用されるかだと思います。
特に、保険が適用されるかどうかは、かなり重要なポイントなので、初診のアポを取る前に、保険会社に確認した方がいいと思います(おそらく、保険会社のサイトで適用されるかを検索できると思います)。


2013/10/13

政府が閉じた

こんにちは、ユスケです。

まとめ
自分には関係ないと思っていたのが間違いでした。

いまや世界中で話題(笑いもの?)になっている、政府関連の公共サービスが一部を除いて止まってしまった国からこのブログを書いています。もう少しでデフォルトも起きるのではないかと噂されていますが、どうなんでしょう。

閉鎖している公共サービスには国立公園の運営も含まれています。世界中から観光客がやってくるアメリカ。特に国立公園はこの季節国内外からたくさんの旅行者が訪れるのでがっかりして帰る人が多く発生したようです。遠くから時間をかけてリバティアイランドに着いたのに、しかもネットで早いうちから予約していたのに、自由の女神を登れなかったなんて、残念としか言えません。。。(払い戻しはあったようですが)

大変だなぁと思いつつ、他人事のようにニュースを見ていたワタクシですが、影響がありました。いまグリーンカード取得のプロセスを進めているのですが、労働省から何らかの書類を貰うステップがストップしてしまっていました。本来なら取得できるタイミングなんですけど、見通しが立たなくなりました。。。2−3週間空けてから再開しても、担当者がシャットダウン以前のことなんか忘れてしまって通常運転に入るのに時間がかかりそうですし、書類など失くされそうで心配です。

今回の件は上院下院での多数派のねじれが引き起こしているのですが、全く妥協点が見出だせない状況で話し合いをどれだけ重ねても進展しない典型的なケースという印象です(そもそも話し合い自体も持たれてないようですが)。

両者が妥協点を見つけられないということで思い出したのですが、ベイエリアのBARTという電車を運営している会社で、労使交渉が難航し月曜からストに入る可能性が高くなっています。この会社、7月にも交渉が決裂して4日程度ストになりました。交渉決裂の要因は両者の要求がかけ離れすぎ、両者とも頑なに妥協しなかったためのようです。今回も両者の案はかけ離れているということです。またストでしょうね。。。

なにはともあれ、サービスを提供する相手のことを考えた行動をとってもらえるとありがたいですね。政府シャットダウンについては気長に事態の推移を見守って行くしかなさそうです。

それではまた。