2013/03/30

飛行機を降りたら、そこは冬だった

こんばんは、ユスケです。

まとめ
ニューイングランド地方はいまだ寒かった。

先週一週間ニューハンプシャーに出張でした。この時期、シリコンバレーは摂氏10から20度程度の気温で、桜が咲いて穏やかな気候です。しかしニューハンプシャーは摂氏-5から10度程度。冬です。

同行したボスは生粋のカリフォルニアっ子で、着いた瞬間西海岸のさわやかな気候が恋しいとつぶやく始末。

寒いだけならよかったのですが、火曜日には大雪(20センチ以上!)。月曜夜半から火曜夕方までたっぷり降りました。当然ホテル~オフィス間は雪中ドライブ。普段は人一倍(うるさいほど)明るくよく喋るボスも雪の中のドライブは不安だったらしく物静か。助手席に乗ってるだけなのに。夜中は凍るので運転したくないからホテルのレストランでディナーでもいいか、という提案にも素直にOK。(彼は結構寂しがり屋で一人で夕飯を食べるのが嫌な人なのです。)

ほんわかと暖かなカリフォルニアの空気を期待しながら帰ってきたのに、意外と寒くてFreezing!を連呼してるボスは愛嬌のある良い人です。(細かいけど)

それではまた今度。

2013/03/25

AMBER Alert

ミミコ(妻)です。

今朝寝ていたら、予定していない時間にiPhoneのアラームが鳴り、見てみたら、「AMBER ALERT」と題したテキストメッセージが表示されていました。
そして続けて、San Jose police、White Jeep Livertyの文字。
もしや、近所で強盗でもあり、犯人がこの車で逃走してるのか?と思ってしばらくしたら、また同じテキストが。
気になったので、「Amber」の意味を調べてみました。

Amber Alert というのは、子供が誘拐されたときに、広く情報を得るために用いる手法なんだそうです。
1996年にテキサス州に住むAmberちゃんという少女が誘拐された際に、警察がテレビやラジオを用いて情報収集をはかったらしい。
ただ、今では、AMBERは、America's Missing: Broadcast Emergency Responseの略とされているとのこと。

ちなみに、今朝の誘拐犯は見つかり、子供は無事に保護されたそうです。よかった。

2013/03/05

タックスリターン(確定申告)

こんばんは、ユスケ(夫)です。

タックスリターン(確定申告)の季節がやって来ました。今回は米国のタックスリターンについてツラツラと書いてみたいと思います。ほんとに困っている方にはホントに役に立たない情報ばかりになるけれど。。。



まとめ
タックスリターンは面倒だけれど、米国に住んでいる限り義務なのでサボれない。日本の年末調整はなんて素晴らしい制度だったのだろうか。



昨年はステートタックスのないニューハンプシャー州にいたため、フェデラルタックスのみの申請で住んだのですが、カリフォルニア州に移った昨年のケースは、ステートタックスの申請もしなくちゃなりません。(すっかり忘れてました)

といっても、もう一枚申請用紙を用意するだけです。

フェデラルタックス
1040NR-EZ, 8343
ステートタックス
540NR short←これ

投資損益がある人や家を購入した人、自営業の人等はもう少しややこしいことを記入しなくちゃならないようですけど、収入源は会社からの給料、かつ、賃貸暮らしのサラリーマンは楽なもんです。(自分の置かれているステータスによって利用するフォームが変わってくるので、フォームの説明書きをシッカリ読む、もしくはCPA等の専門家にお願いすると安心です。友人はTurboTaxというソフトウェアを使っていると言っていました。)

ちなみに、NRというのはNon-Residents(非居住者)の略。非イミグレーションビザ所有者の場合、アメリカに滞在している日数によって居住者か非居住者にわかれます。私は去年秋にFビザからHビザに切り替えました。基本的にFの期間はアメリカに滞在日数に含まれないので、その申請のためにForm8343を提出する必要がありました。非居住者だと控除項目が少ないです。

1040NR-EZのEZはeasyの略で、簡略版という意味です。540NR shortも簡略版です。longがあります。名前の通り長いです。めんどくさそうでした。

来年は居住者扱いでの納税になるようです。NRだとソフトウェアが対応していなかったり、夫婦合算申告ができなかったりでちょっと不便なので都合良くなるかも(?)しれません。(もしSSNが取得できない配偶者の申請を合算するときは、その配偶者はITINという番号を取得する必要があるとのことです。ご注意ください。)

今回の結果
フェデラルタックス→追加支払
ステートタックス→還付
差し引きマイナス。。。

面倒ですけどゲーム感覚で楽しんでやってます。コレに慣れると家庭のタックスストラテジーに基づいた将来設計なんかができるなぁ、とか、CPAの試験科目(REG)で結構ガッツリと個人税制について勉強するので、Form1040に慣れておくのもいいもんだ、と言い聞かせてみたり。

日本では一回だけ確定申告をしてみましたが、似たようにめんどくさかったなぁ。会社が勝手に年末調整をしてくれるのはホントに楽でした。

それではまた今度。

2013/03/01

映画『Identity Thief』

この2週間で3本の映画を観たので、徐々に感想をアップしようと思います。

Identity Thief』 コメディー
ある日突然、自分名義のクレジットカードで超高額利用があったり、交通違反で前科ありとされたり。そこで主人公の「Sandy(男性)」は、自分のID(名前、住所、SSN等)が盗まれて、悪用されたことに気づく。それらの見に覚えのない悪行のせいで、仕事を失いかけたSandyは、ボスから1週間の猶予をもらい、自分のIDを盗んだ女性に自白をさせるべく、彼女の住むフロリダに飛ぶ。
うまくニセSandyを見つけ出し、自分の住む街(デンバー)まで連れて行こうとするが、同じIDを持っているため、飛行機に乗っていくことができず、仕方なく車で移動することに。
その移動中にも、更に災難が降りかかり、それでも自分のIDと生活を取り戻すために、必死になるリアルSandy・・・。

他人のIDを盗んでおきながら、しれっとしているニセSandyが本当に憎たらしいのですが(笑)、観ているうちに、段々彼女の魅力に引きこまれるから不思議。最後はすごく可愛く見えたほど。

ニセSandy役のMelissa MacCarthyは、売れっ子コメディアンヌなんだそうです。サンドラ・ブロックと共演の『The Heat』も近々公開。先日行われたアカデミー賞授賞式でも、プレゼンターで登場してました。

映画の中で、「Sandy」という名前が女性の名前として扱われていました。リアルSandyが自分の名前を名乗ると、「なんだ、女かと思った」みたいに言われたり。
実は私も、以前会社の同僚から、「アメリカの弁護士Sandyさんとの食事会に参加しないか?」と誘われて、 ずっと女性弁護士だと思っていたのですが、食事の直前にその人の事務所HPをチェックしたら、なんとおじさんで・・・。とてもびっくりした覚えがあります。その時は、Sandyは男性の名前なのかと思ったのですが、やはり私の感覚は正しかったんですね。

この映画が日本で公開されるとしたら、どういうタイトルになるのかも気になるところ。
『Identity Thief』そのままだとわかりにくいので、『ID泥棒』とか?あまり面白そうじゃない。
翻訳家や配給会社の腕の見せ所なんでしょうね。楽しみです。