2013/04/28

新しい便利な仕組みは、ときに人を混乱させる


こんばんは。ユスケです。

まとめ
ミミコさんの友人をナパバレーに連れて行った時のこと、ゴールデンゲート・ブリッジ経由で帰った際に混乱したことについて。新しい仕組みで合理化するのはいいけど、もう少しアナウンスや説明書きを加えておいて欲しいなぁ。

ナパからの帰り、ハイウェイを軽快に走り、ゴールデンゲート・ブリッジに近づくに連れ、なにやらおかしな表示が。。。「No Cash at toll gate」。つまり、料金所では現金は使えないよ、と。ちなみに、ベイエリアでは橋をわたるときの料金支払は現金またはFASTRAKという日本で言うETCのようなもので行います。あんまり橋を使わない僕はFASTRAKを持っておらず、橋に近づくに連れ「何言ってんだ?どうやって払うんだ?カード??」なんて混乱してました。

さて、実際に料金所に到達すると、ありません、現金用ゲートが。ほんとに。みんな止まらずに通過していきます。みんなFASTRAK持ってるんか!?って、この時既に涙目。ゲート直前で止まるわけにも行かないので、一番端っこのゲートをゆっくり通過。「Please Process」との標識が目に入るも、「何をどうやってプロセスするんだよう」と更に涙目。

急遽助手席のミミコに検索依頼。ゴールデンゲート・ブリッジの料金支払いについて。すると、友人が情報を発見(ありがとう)。それによると、ゲートを通る際にナンバープレートをスキャンされ、48時間以内にFASTRAKのウエブサイトで支払いを行う必要があるとのこと。後にDMVの登録をもとにして支払済み請求書を送ってくるそうな。

なるほど。けど、「FASTRAK or Pay on Web」とかなんとか書いておいてくれればいらぬ心配しなくてよかったのになぁ。

ちなみに、これは合理化の一環で、ゴールデンゲート・ブリッジの料金所を全てオートメーション化することによる人件費の削減及び渋滞緩和を目的としたものでした。(そういえばニュースでやっていたなぁと直前で思い出しました。)

それにしても、料金所を全て無人にするとは思い切ったことをやるなぁと思うと同時に、なるほど、後払いカード決済もOKにすれば、こういった方法も可能なんだなぁと感心。うまくいっているようなら、今後は他の橋にも適用するんでしょうかね。失業率が高止まりしている昨今、こうやって人件費を削らないといけないくらい財政は逼迫しているんでしょうね、カリフォルニア。

日本でも可能なんでしょうか。この方式。
ぱっと考えて必要なのは、
1.ある程度の解像度のナンバー撮影用デジタルカメラ
2.ナンバーを自動認識するソフトウエア
3.ナンバーと保有者・住所のデータベース
4.ナンバー情報とデータベースをつなぐミドルウェア
5.情報をもとに手紙を送るオペレーション
6.請求情報と支払情報を付き合わせて決済を行う決済システム
7.支払い用サイト
1-5はもう既にありますよね。速度違反を取り締まるシステムやNシステムと呼ばれるものが応用できそうですよね。
6はカード会社が持っているでしょうし、7をユーザー視点に立って作ってもらえれば大枠はできますかね。大きな問題は労働組合対応とシステムの管轄をどこにするか?でしょうか。。。

こうやって、日本にあるものをアメリカに、アメリカにあるものを日本に適用したらどうなのかなと考えるのは面白いです。

ではまた今度。

[おまけ]
こちらがFASTRAKのウエブサイトにある新料金支払いシステムのムービー
「リラックスして通ってね」と言われても、できなかったよ。。。

とんだ侵入者

引越し後、広くてキレイなキッチンを堪能中のミミコです。
シリコンバレーに来てからは、仕事もしていないので、せめて食事はきちんと作ろうと頑張っている今日この頃。
先日、お昼ご飯を食べていると、キッチンから何やら物音が・・・。ご飯を炊いていたので、まさか炊飯器が壊れたのか・・・と近づいてみると、どうも電子レンジ辺りから音が聞こえてくる。

カサカサ・・・、カサカサカサ・・・・・・。

料理中に、この部屋の換気扇を初めて 使ってみたので、それがまだ回っているのかと思いましたが、どうもそんな音じゃない。


カサカサ・・・、カリカリカリ・・・・・・。

まさか、ネズミ?!!
そういえば、1つだけ開けていない戸棚が電子レンジの上に。夫にそーーっと見てもらいましたが(私はそのとき、洗面所に逃亡)、何もいないとのこと。


カサ・・・、バサバサ・・・・。

バサバサ?!も、もしや・・・。鳥?!
とにかく、気持ち悪くて、夫にマンションの管理オフィスに 電話してもらい、修理の人を寄越してもらうことに。

その後外出する用事があり、約2時間後に戻ると、音が静まっていました。
・・・が、換気扇を回すとやはり、バサバサ・・・と聞こえてくるではないですかっ。
修理の人が来た気配もないので、今度は管理オフィスに行って確認してみたところ、住人からの修理の依頼が多く、早くてもその日の夜、遅いと翌日になると言われ絶望・・・。

そうこうしていたら、夫が帰宅。
どうやら、換気扇の排気口が部屋の外壁につながっているらしいと分かり、換気扇を回した時に、何かの拍子に鳥が迷い込んだのではないかと推測。
排気口を下から見ても、とても鳥が入れるようには見えないのですが、とりあえず、もう一度換気扇を回したところ・・・・
なんと!!排気口の蓋が開き壁にポッカリと穴が出現!!

そのまま見ていたら、我が家の排気口の穴に、何やら丸い物体が・・・。
・・・と思ったら、小鳥が出てきて、大空に飛び立っていきました。

米国在住20年以上の知人に聞いたら、排気口から鳥が入ることは「よくある話」だそうで。
米国在住で、壁に排気口があるタイプの部屋にお住まいの方は、どうぞお気をつけください。

【まとめ】
・換気扇の排気口が壁についている部屋は、鳥が排気口に侵入する可能性がある。
・鳥が入ったと思しきときは、鳥が出ていくまで換気扇を回し続けるべき。

2013/04/17

引越しには住所変更がつきもので

ユスケです。

引越しにつきものの住所変更の手続について。

まとめ
ネットで変更できないものがある場合は少し面倒。住所変更をする必要がある物のリストがあると漏れがなくなるので便利。

対象となるのは以下の通り。
旧住居(単なるお知らせ)
USPS(転送手続)
TV+インターネット(Comcast)
携帯電話(Verizon)
雑誌(Economist, Businessweek)
運転免許証
電気(Silicon Valley Power)
ガス(PG&E)
クレジットカード(ANA, Chase)
銀行(Bank of America)

ほとんどがネットで完了。しかし、電気とガスはできませんでした。
電気は電話もしくはFAXということなので、FAXを送信。ガスは電話しろとの事だったので電話で伝えることに。ガスは一応ネットでサービストランスファー手続きのページがあったのですが、手続き翌日に「処理できなかったから電話ちょうだい。カスタマーサービスは24時間オープンしてますよ。」と連絡が。
ちなみに、USPSは転送料として$1チャージされます。
運転免許はDMVのページからできますが、今回入力情報が登録されている情報と違うとのエラーがでてしまって保留中。もう少ししてから再トライしてみよう。

アメリカに来て約3年になりますが、毎年じわじわと登録住所が増えてきています。日本にいた時もそうでしたが、引越時の住所変更は毎回楽じゃないです。ちゃんとリストを作って更新して置くともっと効率的になるなぁと毎回同じように反省してます。コレを書きながら、「あ、雑誌も変更しなきゃ」と思い出す始末。。。

下でミミコも書いていますが、この3年で僕自身4回目の引越しです。次はもう少し落ち着きたい。。。

ではまた今度。

2013/04/15

サンタクララで部屋探し

ミミコです。
この度、引っ越すことになりました。この2年間で、夫婦通算6回目の引越し。
部屋探しを通じて、サンタクララ、サンノゼエリアでの引越し事情が見えてきました。

【まとめ】
・更新時には、家賃が8%程度アップすることを覚悟しておく。
・部屋探しは更新時期の1か月半前からがベスト。
・夏の引越しは極力避ける。

1.リース契約の更新通知
 (1)契約更新後の家賃の通知時期
更新後に家賃を上げる場合、増加分が現行家賃の10%未満なら30日前10%より多いなら60日前までに、貸主(アパート側)は、借主通知する義務がある。
(2)退去の通知
借主は、契約更新を希望しない場合は、契約終了の30日前までに、貸主に通知する義務がある。
(上記は、カリフォルニア州法に基づく場合。他州では異なる可能性あり。またカリフォルニア州内でも、リース契約により、異なる条件になっていることも。)

我が家の場合、契約期間満了の約50日前に通知がありました(更新後家賃は、現行より8%アップ)。


2.部屋探し 
(1)リース期間満了の1か月半前から探し始めるのがベスト。 
  現行リース期間と引越し後のリース期間の重複を最小にするためには、このタイミングで探すのがベスト。すでに空いている部屋を家賃を払わずに1か月ホールドすることはできないため。 
  上記1のとおり、多くの人が1か月前までに退去通知をすればよいため、狙っている引越し時期より早すぎると、物件が出揃っていない可能性が高い。 
  部屋の空き期間が長いと、その分家賃が上がっていく(アパートメントオフィスが損をしない仕組み)。そのため、入居希望日の直前に空く部屋を探す方がいい。 
(2)特に気に入った部屋があった場合は、デポジットを入れてしばらく検討することも可能。
・ただし、デポジット納入後1~3日以内にその部屋に決めるかを返事しないとデポジッドが返金されない(定められた期間内にキャンセルすれば、デポジットは返金される。)。
  デポジットは、チェックで入れる。現金やカードは使えないことが多い。 
・ 納入時には、アプリケーションする必要があり、Photo IDを求められる。また、後日収入証明を提出する必要もあり(入居審査のため)。
(3)住人の雰囲気を見ておくこと。
・  見学ツアーの際には、アパートの設備や部屋だけでなく、住人の雰囲気を見ておく方がいい。安い部屋は賃金レベルの低い人が多いため、雰囲気が悪い可能性もある。学生がシェアして住んでいると、パーティー等でうるさい可能性も考えられる。


我が家は、現在のリース契約満了(4月末)の1か月半前(3月中旬)から部屋探しを開始しました。ただ、私達が希望する入居日(4月末)にちょうど空く部屋がほとんどなく、それより前(例えば3月末)に空く部屋を、4月末から借りたいとお願いしてみましたがダメでした。つまり、3月末に空く部屋を無償で4月末まで私たちのためにキープすることは、リースオフィスの損になるのでできない、ということ。
また、ちょうど3月末ころから4月末に空く部屋が出てきたという連絡をリースオフィスからもらうようになりました。

3.時期
夏場(6~9月)は引越しする人が多く、家賃が上がる(学校の始業時期のためと推測)。


家探しは面倒でしたが、色々とタメになりました。
またアメリカのリース契約書は、日本と違い、10ページくらいにわたり、内容も細かいのですが、必ず全てに目を通しておくべきです。思わぬことが規定してあったりするかもしれないので。

これから引越し作業がんばります~。