こんばんは。ユスケです。
まとめ
ミミコさんの友人をナパバレーに連れて行った時のこと、ゴールデンゲート・ブリッジ経由で帰った際に混乱したことについて。新しい仕組みで合理化するのはいいけど、もう少しアナウンスや説明書きを加えておいて欲しいなぁ。
ナパからの帰り、ハイウェイを軽快に走り、ゴールデンゲート・ブリッジに近づくに連れ、なにやらおかしな表示が。。。「No Cash at toll gate」。つまり、料金所では現金は使えないよ、と。ちなみに、ベイエリアでは橋をわたるときの料金支払は現金またはFASTRAKという日本で言うETCのようなもので行います。あんまり橋を使わない僕はFASTRAKを持っておらず、橋に近づくに連れ「何言ってんだ?どうやって払うんだ?カード??」なんて混乱してました。
さて、実際に料金所に到達すると、ありません、現金用ゲートが。ほんとに。みんな止まらずに通過していきます。みんなFASTRAK持ってるんか!?って、この時既に涙目。ゲート直前で止まるわけにも行かないので、一番端っこのゲートをゆっくり通過。「Please Process」との標識が目に入るも、「何をどうやってプロセスするんだよう」と更に涙目。
急遽助手席のミミコに検索依頼。ゴールデンゲート・ブリッジの料金支払いについて。すると、友人が情報を発見(ありがとう)。それによると、ゲートを通る際にナンバープレートをスキャンされ、48時間以内にFASTRAKのウエブサイトで支払いを行う必要があるとのこと。後にDMVの登録をもとにして支払済み請求書を送ってくるそうな。
なるほど。けど、「FASTRAK or Pay on Web」とかなんとか書いておいてくれればいらぬ心配しなくてよかったのになぁ。
ちなみに、これは合理化の一環で、ゴールデンゲート・ブリッジの料金所を全てオートメーション化することによる人件費の削減及び渋滞緩和を目的としたものでした。(そういえばニュースでやっていたなぁと直前で思い出しました。)
それにしても、料金所を全て無人にするとは思い切ったことをやるなぁと思うと同時に、なるほど、後払いカード決済もOKにすれば、こういった方法も可能なんだなぁと感心。うまくいっているようなら、今後は他の橋にも適用するんでしょうかね。失業率が高止まりしている昨今、こうやって人件費を削らないといけないくらい財政は逼迫しているんでしょうね、カリフォルニア。
日本でも可能なんでしょうか。この方式。
ぱっと考えて必要なのは、
1.ある程度の解像度のナンバー撮影用デジタルカメラ
2.ナンバーを自動認識するソフトウエア
3.ナンバーと保有者・住所のデータベース
4.ナンバー情報とデータベースをつなぐミドルウェア
5.情報をもとに手紙を送るオペレーション
6.請求情報と支払情報を付き合わせて決済を行う決済システム
7.支払い用サイト
1-5はもう既にありますよね。速度違反を取り締まるシステムやNシステムと呼ばれるものが応用できそうですよね。
6はカード会社が持っているでしょうし、7をユーザー視点に立って作ってもらえれば大枠はできますかね。大きな問題は労働組合対応とシステムの管轄をどこにするか?でしょうか。。。
こうやって、日本にあるものをアメリカに、アメリカにあるものを日本に適用したらどうなのかなと考えるのは面白いです。