2013/08/22

カリフォルニアで運転免許証取得 その3 --- 実地試験

ミミコです。

カリフォルニア運転免許の実地試験(Driving test)について。3回目にしてようやく合格と、かなり苦戦したので、私が実地試験について語るのもなんですが・・・。

まとめ
・1回の筆記試験で受けられる実地試験は3回まで(3回不合格になると、筆記試験受け直し)。
・ DMVの周辺の道でしっかり練習しておこう。
・試験官のチェック項目を事前に確認しておこう。
・DMV作成のYoutubeを見ておこう(カリフォルニア交通ルールやよくあるミスを説明してくれている)。

■窓口での受付
・San Jose DMVの場合、16番窓口(15番かも?)に行くように言われます。
・窓口で仮免許証、車のRegistration(登録証)、保険を提出する。
・1回目は確実に無料です。2回目は特に追加支払なく、3回目だけ6ドル徴収されました。
・カリフォルニアの運転免許保持者が同乗している場合のみ運転可能となっている仮免許の場合、その人の免許証を確認される場合あり(担当者によるようで、1回目のみ確認されました)。
・受付が終わると、車を建物入り口の裏側に回すように言われます。

■実地試験
試験前のチェック
・建物裏側に、実地試験の車が並んでいるレーンがあるので、そこに並ぶ。
・試験官が来ると、同乗者は降りるように言われる。
・試験官が仮免許、受付でもらった用紙、車のRegistration、保険をチェック。
・Turn signal(ウィンカー)を左、右と出す(前方からと後方から、ライトが付いているかチェック)。
・Foot Brake(ブレーキ)を踏む(これもライトが付くかチェック)。
・Horn(クラクション)を鳴らす。
・Emergency brake(サイドブレーキ)、Wiper(ワイパー)、Headlights(ライト)、Defroster(霜取り)、Emergency Flasher(ハザード)と言われるので、それぞれどれか指で示す。
※3回目の時だけ、Defrosterだけでなく、「Front Defrosterはどれか」と聞かれました(そして知りませんでした・・・)。
・Arm signal(手信号) を「Right、Left、Stop」と言いながら、それぞれやる。

ここまでやると、試験官が車に乗り込んできます。

実地でのチェック
・試験官は下の写真に示す評価シートを見ながら、運転をチェックします。
・主な項目は、次のとおりです。
 ①パーキング(San Joseの場合、縦列駐車はなく、路肩に寄せてそのままバックするのみ)
 ②交差点での通行、ストップ、スタート
 ③各エリア(ビジネス、住宅街)での運転
 ④ 車線変更(他の車のチェック、スピード、スペース等)
 ⑤右折、左折

Driving Performance Evaluation Score Sheet


Critical Driving Error
実地試験は減点方式なので、すべてにおいて完璧である必要はありません。
ただ、クリティカルエラーと言われているミスを犯すと、一発アウトになり、試験途中でもDMVに引き返して試験終了となります。
そのエラー項目は、次のとおりです。
①Intervention by examiner
②Strikes object/curb
③Disobeys traffic sign or signal
④Disobeys safety personnel or safety vehicles
⑤Dangerous maneuver
⑥Speed
⑦Auxiliary equipment use
⑧Lane violation

■私の失敗例
恥ずかしいことに、2回も失敗したわけですが、その2回とも左折が原因でした。
・一方通行だということに気づかず、三車線の真ん中から左折してしまった。
・信号待ち後、左折する際に、前から来た車も左折のウィンカーを出していました。その車の後ろにも車がいるのが見えず、前方の車が左折するタイミングで私も左折を始めたら、後ろにも車が・・・。更に、前の車に気を取られて、歩行者が信号を渡ろうとしていることにも気づかず。
・一方通行でないにもかかわらず、左折の際に左に寄ってしまった(つまり対向車線から左折した)。
まぁ、落ちて当然の内容ですね・・・。

 ■San Jose DMVの周辺環境
・周りは住宅街なので、一方通行や信号のない交差点が多い。
・夏だったので、庭に生えている木や街路樹が生い茂っていて、一時停止の標識や曲がり角自体が見えない箇所もある。
・近くに学校もある。
・大きい道路はない。
・午前中は歩行者はそう多くないが、午後は多い。
・一日中、路駐は多い。

■感想
・1回目、2回目は、緊張して焦っていたので、試験官の指示がよく分からなくても(どこを曲がれと言っているのか等)、聞き返さずに運転してしまいました。これが良くなかったと反省・・・。3回目は、必ず聞き直すようにしたら、かなりゆっくり、はっきり分かりやすい英語で指示を出してくれました。
・DMVの周りは、普段通らない道なのですが、練習が足りなかったと反省。1回目は、夫も以前同じDMVで受けたので、夫が覚えている範囲のルートのみ練習。2回目の前は、それに加えて、自分が1回目に通った道をおさらいしたのみ。そうしたら、2回目の試験では、まったく違う道を通りました。試験ルートは結構広範囲で複数あると分かり、さすがに3回目の前は、かなりグルグルと周辺を周るようにしました。
・ちなみに、実地試験のスコアシートには、どのルートを通ったかチェックする欄があり、「1 2 Alt.」とあるので、おそらく3回以上実地試験を受ける場合は、「Alternative route(変則的なルート)」になり、以前通った道以外を通ることになるのでは・・・と思います。実際に、私は3回とも違うルートでした。

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